曲をつくるために絶対に必要となる録音作業「レコーディング」。皆様はレコーディングに対してどんなイメージを持っていますでしょうか?おそらく、
- 高級感のあるスタジオでインテリたちがいっぱいいる
- レコーディングしている風景がお洒落
- キラキラしててとっても楽しそう!
といったイメージをされている方が大半ではないでしょうか?
確かにメジャーデビューされている誰もが知っている方はそういった環境でお仕事をされている方も多いと思います。
しかし、レコーディング現場はそんな煌びやかな世界とは程遠く、地味な作業を繰り返しであるというのが現実です。今回は私の最大の苦行ともいえる「レコーディング」の現場についてリアルに書いていきたいと思います。
※あくまでも筆者視点でのお話ですのでご了承下さい。
レコーディング#1
本日はとある曲のリミックスを制作中のため歌のレコーディングをしてきました。第1日目の記録になります。ここからはそれぞれ、失敗したこと、学んだこと、レコーディングの感想、の流れで書いていきたいと思います。
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失敗したこと
いきなりですが、レコーディングでの失敗談箇条書きです。私の場合はボーカルだけオーディオデータでレコーディングするのでボーカルRECでの失敗談です。
- ピッチが整わない
- タイミングがずれる
- 声が裏返る
- グルーヴ感がなんか違う
などなどなど・・・数えだしたらきりがないほどの失敗が多発します。
上手く撮れないどころか声が安定してなくていいテイクが全くと言っていいほど録れませんでした。
いつものことと言えばいつものことなのですが、毎回レコーディングするたびに、歌向いてない…って必ず思います。自信なんかあったもんじゃないです。
良かったこと
失敗談もありますが良かったことももちろんあります!
- スタジオに入れたことでいろんな声出しを試せた
- 落とし込めていない音への気づきがあったこと
- 次回のレコーディングに必要な改善点が見つかったこと
失敗した点から課題が見つかることが圧倒的に多いので失敗するのも大事な工程のような気がします。
感想
毎度毎度思うのですが、レコーディングは本当に骨の折れる作業です。現場でのキラキラっぷりは皆無です。
そしてスタジオに入ったのも数年ぶりで空間に慣れない感覚もありました。場所に慣れるまでに気持ちがそわそわして緊張した感じがありました。
そしてやはり、積み重ねる失敗によって気づかされることが毎回多いなぁーと感じました。
失敗はなるべくしたくない!スムーズにやりたい!と思いながら挑むのですが、レコーディング作業では失敗が当たり前。いいテイクが録れるまでやり続ける武者修行のような作業。
それを乗り越えてできた作品はやはり自分でも納得がいくものが多いですし、それを基準にもっといいものを作ろうという気持ちに高めてくれます。
なので、次のレコーディングではもっといいテイクが録れるように頑張りたいと思いました。
まとめ
この記事ではレコーディング1日目の過程、失敗したこと、良かったこと、感想について書いてみましたがいかがでしたでしょうか?意外とレコーディング現場では失敗だらけということはレコーディング経験者以外は知らない方も多かったのではないでしょうか?こうしてたくさんの失敗を経て生まれる音楽は制作者の努力とガッツがこもったものになっていますので、ぜひ世の中にあるたくさんの音楽を愛でてあげてくださいね。
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